第89回番組審議委員会議事録

第89回番組審議委員会議事録

飯田エフエム放送株式会社

日時　令和4年7月29日（金）

新型コロナ感染予防のため、各委員の皆様のご意見書提出をもって開催とさせていただきました。

1.番組審議委員

・出席者　長瀬正和さん　長戸文秀さん　吉野隆さん  後藤多世子さん

市瀬智章さん　原麻奈美さん

・欠席者　藤澤聡さん

2．飯田エフエム放送近況報告

　各委員の皆様には書面にて飯田エフエム放送活動現況報告と、ご意見書提出を

お願いしました。

3.各委員の意見・感想（お名前の五十音順でご紹介）

市瀬 智章 委員より

今回特段ご意見はございませんが、2点ほどお礼申し上げます。

・高校野球中継では加藤さんや木下さんの熱い実況中継のおかげで、我が母校飯田高校も久しぶりにベスト16の結果を残すことができました。野球班OBとしてうれしかったです。エースの大原君を少年野球で指導していたので更にうれしかったです。

ベスト８の壁は厚かったですが、公立高校も５校がベスト８に残っていましたので、来年度以降もチャンスはあるのではと感じたところです。元高校球児としてご提案ですが、実況中継の解説に参加したいと思う元高校球児（自分も含め）はいるのではないかなと思います。元高校野球の監督さんの解説は当たり前ですが、解説２人目として募集してみてはいかがでしょうか。さすがにテレビのハードルは高いのでいいだFMでは顔が出ないので応募もあるのではないかと思います。話題性もあるし、リスナーの幅も増えるのではないでしょうか。野球解説者にギャラが発生しているかわかりませんが、夢の実現と思えばギャラがなくてもいいと思う人は多いと思います。地域ならではのラジオ局として、地域の人により出演する機会を増やすことが大事に感じております。提案はあくまでご参考にしてください。

・もう一点は、日ハム好きの加藤さんのおかげで部下の秦雄太郎を番組に出させていただきありがとうございました。秦も解説にするのも面白いキャラだと思います。飯田市の広報マンとしてどんどん使っていただければ幸いです。

 後藤 多世子　委員より

・7/18(月)放送「くらしの窓口」担当：横前恭子

ごみの減量はずっと課題になっています。ごみの排出量が依然として多く、特に私達の出している一般ごみ・焼却ごみは、ここ数年75,000tくらいで排出量としてはあまり変わらない状況とのことです。稲場クリーンセンターの稼働率は約90％で、ほぼフル稼働で余力がないのが現状です。排出ごみの約7％くらいがリサイクルできるプラ資源・紙資源が混入しており、特に燃えるゴミの中に正しく分別されていないプラ資源が70％も含まれているそうです。ちょっとひと手間かければ減らすことのできるゴミ。何気なく捨てているゴミも資源になるかもしれません。ゴミ処理コストの削減と限りある資源の再資源化、私たちの心がけ次第で減らすことのできるゴミです。まずは自分から頑張ってみたいです。

・7/8(金)放送「飯田ぶらり旅」担当：松枝美咲

8月のイベント情報

新型コロナウイルスの感染拡大のため、飯田下伊那の夏のイベントの中止が多くなっています。いいだ人形劇フェスタ2022、飯田まつり飯田りんごんの開催は中止となってしまいました。本当に残念です。夏の風物詩・平谷村ひまわりフォトコンテスト2022は7月中旬より行われているようです。元気いっぱいのひまわりにパワーをもらって応募しましょう。

・7/13(水)放送「いいだ文化の風」担当：ゆき

夏だ！空だ！クワガタだ！飯田市美術博物館では「クワガタ虫」のミニ展示が行われているとのこと。長野県内には18種類くらいいるそうです。私も子どもの頃から慣れ親しんだ昆虫です。子どもたちにとってみたら大好きな昆虫の一種です。同じクワガタでも、大きさや牙の違いもあったり、子どもたちには楽しい展示になると思います。美博の館内で大好きな昆虫と出会う事の出来る時間は是非おすすめです。

長瀬 正和 委員長より

飯田エフエム放送 番組審議委員の長瀬です。

今回こそはと思いながら、委員会開催を楽しみにしていた矢先の感染拡大。残念ながら今回も書面での開催となりました。次回の委員会こそは、感染も落ち着き、対面開催となりますよう願っております。

今回も、なかなか時間帯が合わず、あまり聴取が出来ませんでした。申し訳ありません。そんな中聴取出来た番組について、意見・感想を述べさせていただきます。

・７月２１日木曜日　サニーサイドアップ　７時台

ニュースのあとのクイズ「おめざめ三択クイズ」運転中だったので解答は出来ませんでしたが、早朝からのクイズは脳の目覚ましになりました。３択クイズは難しい問題でも運（？）で当たることもあり気軽に参加できるのが良いと思います。

・７月２１日木曜日　サニーサイドアップ　７時２４分頃～

「今日も楽しく活脳体操」

右手でひらがなの「あ」を、左手でひらがなの「か」を同時に書くように動かすという体操でしたが、「前段に割り箸を１本持ち、割って２本にして持つ云々・・・」という説明は、映像であれば補足説明として成立しますが、顔の見えないラジオではかえって混乱する気がします。普通に「両手に割り箸を持って」だけでシンプルに体操に入ってもらったほうが、わかりやすかったかと思いました。

 長戸 文秀 委員より

・高校球児が甲子園を目指す全国高校野球長野大会では、飯田エフエムが飯田下伊那の高校の熱い戦いを生中継していました。第１０４回となる今大会。高校野球が始まり金属バットの音を聞くと、夏が始まる気分になるもので、各チームや選手の特徴、過去の戦歴などを地元局ならではの分析を交えて小まめに伝えていた中継が印象的でした。

・高校野球は点差が大きく開くゲームもしばしばありますが、試合内容をしっかりと見て、選手たちやさらに練習を支える家族や周辺住民に目を向けるともう一つドラマがあり、選手たちの頑張りをリスナーも共感できるスポーツだと思っています。新型コロナにより、第１０２回大会は中止となりましたが、その後も工夫や努力を重ねて開催に至っています。飯田下伊那には多くの高校がありますが、少子化の中で連合チームも増える傾向にあります。地域校に焦点を当てた情報は地域の高校を応援する番組にもなると感じました。

・参議院選挙の投開票日は仕事場で選挙速報を聞いておりました。投票者数や投票率といった基礎情報を含め、いち早く地元の有権者に伝える内容は意義のあることだと思います。遅くまでお疲れさまでした。

原 麻奈美 委員より

・7/7(木)18:30頃「For Your Times」担当：ゆき

こんな彦星くんはいやだ、コーナーが面白かったです。

上位3位までの発表でしたが、もっと聞きたいなと思いました。

・7/8(金)　7：30頃「サニーサイドアップ」担当：木下寛章

麻波25が懐かしいなと思いました。MCの方のお顔は分かりませんが、高校の時に聞いていたアーティスト、中学の時は～など、こういう感じの方がお話されているのかな～と想像しながら聞きました。

7/26(火) 夜の番組　JAM THE PLANET

日本が外国女性からして一番働きにくいというのが、分かるなと思う反面、一番なのが少しショックでもありました。男女格差、英語が通じないなど、考えさせられました。自分自身、性別で仕事のやりやすさが違うのは良くないことだと思いつつ、重いものを持つ時など、どうしても男性にお願いをしてしまったりするので、無意識下での仕事の振り分けなどあるのだろうな、と思いました。

吉野 隆 委員より

・全国野球選手権大会長野大会、実況中継。実況加藤修司さん、木下寛章さん、解説吉沢尚文さん。

毎年、地元高校生のはつらつプレーを楽しみにしており、今年も熱い試合を聴くことが出来てとても嬉しかったです。毎年暑い中、重い機材を遠路運んで放送してくださるスタッフの皆さんには、とても感謝しています。

・高校野球実況中継のＣＭがとても良かったです。「仲間を信じ、自分を信じ駆け抜けろ」「最後まで諦めず、ねばってねばって勝利をつかみ取れ」「練習の成果を存分に発揮し憧れの甲子園をつかみ取れ」など、協賛企業さんのＣＭが実況中継に花を添えて心に響きました。

・思い出に残った試合としては、飯田高校対中信連合の試合です。連合チームは一人しか部員のいない高校もあるような連合チームですが、飯田高校が攻勢の状況でも良いプレーが多く、連携不足になりがちですがとてもいい守備をしていました。吉沢さんも称賛していて、細かいプレーの良さや連合チームでも協力し合う姿がとても素晴らしく、一人一人のレベルの高さも伝わってきました。

・ラジオから流れてくる実況中継と解説で、球場の様子や熱気も伝わってきて、楽しく野球観戦できました。特に今年は親戚の子や、近所の子がいたので特別に気持ちが入り応援していました。活躍している様子を聴くことが出来嬉しかったです。最後の飯伊地区の高校の中継が終わるときに、加藤さんが「この子達は、コロナ禍の中野球が本当に好きで頑張ってきた子供たちでした。この経験を生かして、今後野球を続けたりそれぞれの夢や目標を見つけて頑張っていってほしいです。そして飯伊のレベルは確実に上がってきていているので今後が楽しみです。」と話されていて、親戚の子や近所の子のことを考えると涙がでました。そして、常盤町のスタジオで松枝さんがかけてくれた曲、つるの剛士さんの「虹」が高校野球に合っていて、また感動しました。来年もまた楽しみです。

・７月２５日ゆた・きの喫茶室　パーソナリティ小木曽豊さん、木下寛章さん毎週楽しみに聞いていた番組が復活して嬉しく思います。中でも校歌に関する小木曽さんのお話は、本の出版もされているお話なので、とても勉強になります。そもそも学校というものがなぜ、いつ作られたのかや、なぜ校歌があり、その目的や意味が何なのか話されていたので興味深く拝聴いたしました。子供のころは何気なく歌わされていた校歌に、深く重たい意味があったと知り感動しました。子供たちに対して、将来を考えてくださっていて、とても期待してくれていたということがわかり、学校教育関係者の方々に感謝の気持ちでいっぱいになりました。また、ほかにも丘の上の街並みの変遷の話や子供が書いた詩を紹介してくれて、小木曽さんならではの視点が伝わり面白くとても良かったです。

議事録作成者  番組審議委員会事務局  加藤修司