日時 令和5年2月14日(火)
新型コロナ感染予防のため、各委員の皆様のご意見書提出をもって1月開催とさせていただきました。
1.番組審議委員
・出席者 長瀬正和さん 長戸文秀さん 藤澤聡さん 吉野隆さん
市瀬智章さん 後藤多世子さん
2.飯田エフエム放送近況報告
各委員の皆様には書面にて飯田エフエム放送活動現況報告と、ご意見書提出を
お願いしました。
3.各委員の意見・感想(お名前の五十音順でご紹介)
市瀬 智章 委員より
特段ご意見はありません。
前回以降、車のラジオはFMいいだに設定し、毎朝FMいいだを聴きながら出勤しております。毎朝7時30分からの「広報いいだの風」をチェックさせていただいておりますが、飯田市の情報をピックアップして発信していただき、改めて感謝いたします。
引き続き、飯田市の情報発信をお願いいたします。
後藤 多世子 委員より
12月5日(月) いいだめ組通信 担当:木下寛章さん
・消防団活動へ参加の呼びかけ 消防署救助第2係 熊谷さん
地域を災害から守るための消防団活動は私たちにはとても大切な活動です。火災・災害・救急など人命救助のため、いち早く駆け付け私たちの命や安全を守ってくれています。ところがそんな消防団員が全国的に減少傾向にあり、必要人数が確保できていないのが現状とのこと。消防団はそれぞれの市町村に設置された機関であり、団員の74%が会社員など仕事を持ちながら、有事の際には消防団員として活動し地域の大きな力になっています。地元の事を知っている人だからこそ頼もしい存在です。
その中で嬉しいお話も聞きました。飯田下伊那地区内には約130名の女性団員が在籍し、独り暮らしの高齢者宅への防火訪問や応急手当の普及にと、女性ならではの活動はとても良い事ですね。家族の命・地域を守るための活動、皆で助け合い共助の活動。ぜひ一人でも多くの方に消防団活動に参加し、地域の安全や命を守ってほしいと心から願っています。日々、私たちのために頑張っている団員の皆様に感謝の気持ちをお伝えしたい。そう思える放送でした。
1月25日(水) 動物園だより 担当:吉澤いずみさん
・カピバランド新設 飯田市立動物園 飼育員 斉藤さん
カピバランドに新しい小屋「ホットスポット」が出来たとのお話。もともと暖かい所に生息しているカピバラ。動物用ヒーターを設置し、暖が取れるように工夫し、間近で動いている姿をこの時期でも見られるとのこと。飼育員さんたちのいろいろな発想で動物園の楽しみ方が増えているのだと知りました。
2月には「カピバラに恵方巻のプレゼント」や「猿に豆のプレゼント」などのイベントが予定されているとのこと。飯田動物園は誰でも気軽に入園でき、かわいい動物たちとふれ合い、ちょっとした気分転換が出来るスポット。足を運んでみたいと思える放送でした。
長瀬 正和 委員長より
飯田エフエム放送番組審議委員の長瀬です。
今回こそ最後の書面開催となることを願っています。
さて今回も、なかなか聴取が出来ませんでした。そんな中で聴取出来た番組について、意見・感想を述べさせていただきます。
11月5日(土)
特別番組「みんなで目指そうゼロカーボンシティin南信州環境メッセ2022」
飯田OIDE長姫高校原動機部の皆さんの活動についてのインタビュー部分を聴取しました。部員の皆さんの日々の取り組みの結果が、「Ene―1 SUZUKA Challenge」の高校部門3種目優勝、電気自動車2種目10連覇の快挙につながっているのだと改めて感じられる内容でした。残念ながら仕事の為会場には伺えませんでしたが、会場の熱気が伝わるインタビューでした。
前回もAIアナウンサーのことを取り上げましたが、違和感がほとんどない読み上げに驚かされます。また、パーソナリティの暖かみのあるトークに対して無機質なことで逆に内容が分かりやすく感じます。さらに、AIから戻ってきた時のトークにホッと出来ることで、パーソナリティ(人間)のトークの魅力が増すようにも感じました。天気予報以外に、ストレイトニュースでも取り入れていって良いのではないかと思います。
報告は以上となります。よろしくお願いします。
次回こそ対面開催が出来ることを願っています。
長戸 文秀 委員より
・2年10カ月にわたり番組審議委員を務めさせていただきましたが、2月1日付で長野本社編集局に異動することになりました。長きにわたりたいへんお世話になりました。
ラジオも新聞もメディアとしての共通項が多々あったように思います。マスコミを辞書で引くと大衆への大量の情報伝達といった説明が出てきます。私自身も飯田エフエムで1コーナーをいただいた立場で振り返りますと、「大衆への大量の」というのは少し違和感があり、誰か大切な1人のことを思いながら言葉を届けることが分かりやすい情報伝達につながるのではないかと思っています。
私の祖母は随分前に亡くなりましたが、記者時代には亡き祖母のことを思いながら記事を書いたことが時々ありました。難しいテーマや、説明が困難な事象を取材した時などなおさらでした。「この表現なら分かってくれるだろうか」「言葉は足りているだろうか」と。インターネットを中心に意図して人を傷つける言葉や悲しい気持ちにさせる言葉が容易に広がる時代になりました。対抗できる武器は思いやりのある言葉だと思っています。相手の胸に投げやすいボールを投げ、多少外れたボールが来たら手を伸ばして取りに行くようなコミュニケーションがラジオにはできると信じております。これからも地域の頼りとなる番組になることを応援しています。文書にて失礼しますが審議委員のみなさまのご健勝をお祈りします。
藤澤 聡 委員より
・いつも車内で聴いているのですがオーディオが壊れてしまい、アプリやポッドキャストで聴くようになりました。これまで車内のみで聴いていましたが、自宅で時間が空いた時にも聴く機会が増えアプリの普及は視聴者やファンを増やすために効果的だと感じています。
ポッドキャスト掲載番組には基準があるのでしょうか?JAみなみの風を載せていただいており大変嬉しく、楽しみに聴いております。聴き逃した放送を好きな時に何度でも聴けるのがとても良いと思いますので、掲載番組数が増えると良いと思います。またポッドキャストはTwitterにもツイートしていただいており、拡散性があって良いと思います。
吉野 隆 委員より
・11月7日 め組通信インタビュアー木下寛章さん
かつて私も所属していた飯田市消防団第一方面隊の方々のお話でした。これから寒い時期になってくると火を使う機会も多く、夜行う消防団の皆さんの防火広報活動や見回りを大変ありがたく思いました。最近も残念ながら大きな火災が発生しており、また著名人の火災での死亡事故も起きています。改めて気を付けたいと思う放送でした。
・11月7日 ゆたきの喫茶室のコーナー 健康一番 インタビュアー小木曾豊さん
この冬同時流するといわれているインフルエンザとコロナウイルス感染症に関するお話でした。丸山ファミリークリニックの丸山先生のお話はいつもわかりやすく、気をつけなくてはいけない点を小木曽さんとのやり取りでより詳しく話してくれてためになります。
観光や集まりごとが再開しているということで、日常生活を楽しむことと、感染予防とを行っていくことが難しい時期であると考えさせられました。
「予防に勝るものはなし」ですが、発熱した場合コロナかインフルエンザなのかを調べられる検査キットが出ているという情報、また両方に効くといわれている治療薬も出てきているという情報を聞きとても心強く思いました。
・11月7日 ゆたきの喫茶室
丘の街の変遷について「銭湯」を取り上げていました。銭湯に行くのに着替えを大きな布に包んでいったので、この布のことを「風呂敷」ということ。それから「銭湯」という名前は小銭をもってお湯に行くということから銭湯といわれるようになったとお話しされていました。小木曽さんならではの豆知識や目の付け所がとても面白くいつも勉強になります。
・11月15日 For Your Times 横前恭子さん
南信免許センターの建設に伴う飯田創造館の廃止の話題でした。アーティストでもある横前さんのお話で、とても興味関心を持ってお聞きしました。文化芸術の拠点がなくなることに対するリスナーからの意見を含め現状や問題点を分かりやすく解説し、ご自分の意見を述べていました。とても気になる問題ですので、引き続き取り上げて頂きたいです。
・11月28日 健康いいだ インタビュアーゆきさん
市立病院の佐野先生のお話でした。食後血糖値の急上昇(グルコーススパイク)についてでした。佐野先生の実体験に基づく実験の結果により、歩くことによりグルコーススパイクが消えることがわかったとのことで、健康のために歩くことの重要性を改めて考させられる内容でした。松本から転勤されてきた先生から見て、飯田の人は歩かなすぎるという印象があるそうで、飯田の皆さんの健康をとても心配しておられました。変えていかなければいけないと強く思いました。
以上です。
議事録作成者 番組審議委員会事務局 加藤修司