1.番組審議委員
・出席者 長瀬正和さん 原志保美さん 竹内義則さん
近藤善彦さん 金尾真衣さん
・欠席者 吉野隆さん(文書にて回答)
2.各委員の意見・感想
議題1:「ヤキフェスラウンジ」5月28日~7月16日 水曜18時20分~
「焼肉ロックフェスティバル」に出演するアーティストのインタビューは、これまでにない素晴らしい番組でした。アーティストの人柄やバンドの秘話を聞くことができる、ファンにはたまらない内容だったと思います。
ブッキング担当の近藤さんとの会話からは、出演者との親交や信頼関係が伝わってきました。近藤さんの尽力があったからこそ、このような素晴らしいアーティストが集まる一大イベントになったのだということがよくわかりました。
イベントがどのような想いで企画されているのかを知る、良い機会でした。
何度か足を運んでいるような、コアなファン向けの企画だと感じました。イベントに参加する方々にとっては、こうした裏話を知ることで、また違った視点から楽しむことができるのではないでしょうか。
リモートでの収録にもかかわらず、違和感なく聴くことができました。
ただ、特定の層にターゲットを絞った番組だと感じました。今回、知らないアーティストだったので、もし知っているアーティストだったら、もっと深く入り込んで聴くことができたかもしれません。
イベントやアーティストをすでに知っている人向けの番組だと感じました。
知らないアーティストの方でしたが、ブッキング担当の近藤サトルさんとの自然なやり取りに引き込まれました。
ただ、YouTubeにアップされていたものは、より専門的でコアな話題が多く、一部のリスナーにとっては内容についていくのが難しいと感じるかもしれません。
YouTube版では、打ち合わせの様子も知ることができたため、より興味を持って聴くことができました。
出演者の熱い想いが伝わってきて、普段バンドに触れる機会がない人も、音楽やイベントを身近に感じる良いきっかけになるのではないでしょうか。来年はイベントにも参加したいと思える内容でした。
YouTubeで観たところ、面白さは感じられました。ただ、番組の前後に出演者に関する簡単な説明があると、より親切だと感じました。
裏話はとても興味深かったのですが、番組として「誰に、何を伝えたいのか」という目的が少し見えづらかったように思います。
議題2:「コトコト揺られて飯田線」毎週金曜22時30分~
ナレーションがないことに最初は戸惑いましたが、飯田線に乗る機会が少ない私にとって、車窓からの風景を音で感じられる貴重な番組でした。
電車に詳しい方と一緒に聞いたところ、「今、橋の上だね」「トンネルに入ったね」といった解説をしてもらい、音だけで旅をする「音鉄」の楽しさを知ることができました。
子どもの頃に飯田線に乗ったことを思い出しながら、懐かしい気持ちで聴かせていただきました。
Audibleのように本も「耳で聴く」ことが増えている現代において、飯田線の音に耳を傾けるという体験は、新鮮な癒やしになりました。
ポッドキャストでの配信は、地元を離れて暮らしている方々も故郷を懐かしみながら聴くことができる、良い企画ではないでしょうか。
普段何気なく利用している飯田線に、こんなにも豊かな音が溢れているのだと再認識しました。音にじっくりと耳を傾ける機会がなかったので、非常に新鮮でした。
放送時間もあいまって、心地よい睡眠導入剤にもなりました。
利用者が減りつつあるローカル線にとって、このように「音で記録を残す」ことは、貴重な地域の財産になるのではないでしょうか。
あいにく拝聴することはできませんでしたが、全国どこでも番組を聴ける環境が整っている今、地域ごとの特色を活かした番組があることは、非常に良い取り組みだと思います。
まるで電車に乗っているかのような感覚を味わえました。子どもと乗る機会が多いので、普段の様子を思い浮かべながら楽しく聴くことができました。1日の終わりに聴くのにふさわしい番組だと思います。
鉄道が好きなので、どこを走っているのか景色を思い浮かべながら楽しく聞くことができました。
実際に飯田線に「乗りたい」という気持ちが湧いてくる、素晴らしい内容でした。「音の遺産」として後世に残していきたい良質なコンテンツだと思います。
信南交通さんのご協力でバスのバージョンも実現すれば、公共交通の利用促進にもつながるのではないでしょうか。
以上です。
議事録作成者 番組審議委員会事務局 大坂隼人