第65回番組審議委員会議事録
飯田エフエム放送株式会社
日時 平成30年7月30日(月) 18時30分から
場所 飯田商工会館商店街交流ホール
番組審議委員
・出席者 長瀬正和さん 細田仁さん 平澤隆志さん 藤澤聡さん 小澤恭子さん 鈴木富士子さん 平林恵さん(書面)
・欠席者 なし
飯田エフエム放送株式会社
・出席者 小池孝司社長 小池行範専務 木村雅範 堀竜也 加藤修司
出席者合計 11名
各委員の意見・感想(テーマは特になし)
小澤委員より
・高校野球の中継は、解説の吉澤元監督と実況の加藤さんとの掛け合いが安定していた。松川高校も強かったし楽しく聴けた。地元校の試合をリアルタイムに聴けるのも飯田エフエムのおかげで嬉しい。
・前回の審議委員会で松枝さんのニュース読みが話題になったので自分も注意して聴いた。低音で落ち着いて安定してきたので安心して聴ける。松枝さんにぜひ伝えてほしい。
・クールチョイスが今年も始まったが、会社としてこういう事に取組んでいる姿勢が良い。審議委員も賛同用紙があれば記入する。人形劇フェスタの会場などに賛同用紙を設置できないか。
・今年はとても暑く熱中症がとても身近にあり命の危険がある。これまでも注意を良く聴いたが、より強く具体的な事例などがあるとより分かりやすい。
・台風12号の接近があった。幸いこの地域に大きな被害は無かったが、生放送のない日曜日などに災害・防災をどう伝えていくか。
・人形劇フェスタのインフォメーション番組を楽しみにしている。
鈴木委員より
・防災訓練などでAIアナウンサーを聴いた。AIは日本語よりも英語やポルトガル語の方が得意なのかと感じている。特に日本語で母音がEとIなどが続く言葉が苦手なのではないか。バスの行き先案内で聴いた音声案内でもEとIが続く言葉が苦手なようだった。
・7/5からの大雨対応で、途中から「次回は何時何分から放送します」という案内が入って良かった。
・災害時に使えるアプリを知らない人が意外と多い。放送で災害情報をお伝えする合間にAIでアプリの紹介を定型放送として入れたら良いのではないか。
・先日NHKで、国土交通省が発表している「重ねるハザードマップ」というサイトを紹介していた。飯田エフエムでも防災の日や大きな台風が近づくタイミングなどで紹介してもらえると良いのではないか。
・防災の日や公開生放送などで、その場で防災アプリや飯田エフエムのアプリのインストールを行い、使い方の説明などをしたら使う人が増えるのではないか。
藤澤委員より
・6月の土砂災害防災訓練でAIアナウンサーの喋りを聴いた。人が喋るのとは違うが、情報としてはしっかり入ってきて良いと思った。
・大雨や高温の注意情報がアプリから入ってくるが、周辺町村の情報も入るので、どの範囲まで降っているかなどが分かって良い。また熱中症についても自分の子どもには注意するが、いざ自分への注意となると怠りがちになる。そんな時、アプリからの注意情報は目で追える情報としてとても良い。今以上にアプリが普及すると良いと思う。
・高校野球中継は、丁度聴けるタイミングだった試合が雨でノーゲームになってしまい残念だったが、職場の同僚にその話をすると、地元校の試合が聴けるならと何試合も喜んで聴き、飯田エフエムのファンになったと言っていた。高校野球は注目度が高いし地元校の中継をしてもらえるのは良いと思う。
・飯田まつり飯田りんごんの日の公開放送はいつも知久町でやっている。若い人の人出も多いイベントでもあり、飯田エフエムのスタッフに親しみを感じられる機会でもあるので楽しみにしている。
細田委員より
・7月は台風や高温、大雨などのオンパレードだったが、大勢の方が「飯田エフエムを聴けば正確な情報を得られる」と認識している事が大きいと感じる。
・7/9の高校野球中継は飯田OIDE長姫の試合を聴けるタイミングがあったがノーゲームとなってしまい残念だった。
・これから人形劇フェスタや飯田りんごんなどイベントが続く。特に今年は人形劇が世界フェスティバルで大きく開催するので、ご協力をお願いしたい。
・今年は風越山の開山1300年にあたる。何か企画できると面白い。
平澤委員より
・今日から長野県知事選挙の啓発コーナーが朝の番組で始まった。単なる選管からの呼びかけに留まらず、両候補の選挙戦の第一声の内容を取り上げていて面白いし、一歩踏み込んでいるなと感じた。明日以降も期待している。
・6/5の「モーニングパレット」で加藤さんが、国会で議論されている放送法第4条(政治的中立)の改正案について解説していた。ご自身が放送事業者であるという難しい立ち位置だが、言葉を選びながらも難しい水面下での政治的な駆け引きにも触れていた。番組で結論は出せない問題だが、これを電波に乗せて紹介した姿勢を評価したい。放送を聴いて興味を持ち、調べた人もいたのではないか。
・AIアナウンサーは確かに英語の方が流暢だ。これはどんな仕組みになっていて、どのようなメリットがあり、どう成長するのか教えてほしい。
・防災訓練放送では何らかの方法で「これは訓練」であることを告知しないと、途中から聴いた人が本物だと思ってしまう恐れがあるなと感じた。
長瀬委員長より
・高校野球は掛け合いになり、加藤さんも楽になったと思うし聴いている方もより楽しめるようになった。丁度聴いた時「第○球を投げました」と言おうとした時に何球目かを見失い「ストライク」と言った場面があった。カウントと球数で打者が粘っている等の判断になるので、大変だと思うが頑張ってほしい。
・「南信州EAT-ころ」で「健康いちばん」に入る時の松枝さんの振りが「インタビュアーは小木曽豊です」だった。かざこし歳時記と同じで面白くないと思った。入り方を工夫すると、より面白く興味を持って聴いてもらえるのではないか。
・大雨放送でAIアナウンサーを聴いた。言葉としては聴き取りやすい。特に災害放送では内容が伝わる事が大事なので、それは良いと思う。しかし日本語としてはもう少し間が欲しい。言葉は速くはないが、言葉を理解する前に次の話になってしまう。入力の際に句読点や間を使ってスピード調整をしてほしい。
・大阪北部地震の時、枚方市のエフエムで詳しく被害の状況を伝えていた。今は倉敷市のエフエムが聴けるので、災害放送としてどのように放送しているのか聴けば参考になると思う。
・SBCが6月からワイドFMを始めた。これは今までAMしか聴いて来なかった方々に飯田エフエムを聴いてもらうチャンスだと思う。
平林委員より(書面にて)
・「夏のひんやり和洋菓子物語」を聴きました。猛暑で食欲も減退する中で、とても涼しく爽やかな気分になりました。夏というと和洋菓子の購入が遠のきがちになりますが、近々買いに行こうかなと思いました。
・スマホアプリを使って夕方から番組を聴きました。普段は無音の中で夕飯の準備をしていましたが、ラジオは手を動かしながら聴く事ができ、同時に地域の情報も得られてとても良いなと思いました。
4. 事務局より
次回は9月下旬に行う事を確認し、閉会宣言を行って午後7時30分、
第65回番組審議委員会を閉会した。
議事録作成者 番組審議委員会事務局 加藤修司