松川町元大島にあります「原田の桜」は
推定樹齢600~700年、松川町の桜でも最も古く、最も大きいと言われています。
桜の種類は「エドヒガン」。
古木らしい風格と、人々が暮らす場所のすぐ近くに存在していることから、
皆さんに親しまれ、大切にされてきたそうです。
鎌倉時代にこの土地の名士、山田家(屋号が原田)の祖先によって、
土地の北方に魔除けとして植えられたと、案内板に書かれています。
そのせいでしょうか、根本付近にはたくさんの馬頭観音や石仏があります。
幹の太いところは5.5メートル、樹高は6.5メートル。
大きく二つに分かれた幹から、
少しお歳を召した古木ながらも立派な枝を、空へと伸ばしています。
咲くと本当に見事なんです。
まだまだ蕾は堅かったですが(3月22日時点)、
満開の枝を想像しながら、もうちょっと待ちましょう。
※この桜が存在している場所は、生活の中で多くの車が通る道が二股に別れる場所。
車の往来も多いです。
原田の桜は駐車場がありません。すぐ近くに民家もたくさんあります。
近隣のご迷惑にならないようご鑑賞ください。