サニーサイドアップ◎で毎月第1、第3木曜日に放送している「いま時期の季語」
2020年度に番組でパーソナリティ加藤修司が発表した俳句が24句になりました。
そこで今回はその中から厳選した3句を選び、さらにその中から年間大賞をリスナーの皆さんの投票も加えて選ぶことにしました。
ぜひ皆さんが良いと思った一句に投票してください。
候補1
「怒る吾子 ドリフ打ち消す 花火音」(季語:花火)
2020年8月6日放送。子どもの頃、お祭りの夜は近所の神社から打ち上る花火の爆音で、大好きなドリフターズの「8時だよ!全員集合」の音が聞こえなくなり怒ったという思い出を読んだ一句。
候補2
「バスの窓 ふるさと近し 柿すだれ」(季語:柿、渋柿、熟柿、串柿 等)
2020年11月5日放送。学生の頃、東京から飯田に帰省する際に高速バスの窓から柿すだれが見え始めると「帰ってきたなぁ」と感じた思いを読んだ一句。
候補3
「卒アルは右手 やり過ごす四時電」(季語:卒業、卒業式、卒業アルバム 等)
2021年3月4日放送。卒業が間近に迫った高校三年生が、一足先に貰った卒業アルバムを片手に飯田駅で友と語らい、乗れたはずの四時電をやり過ごして残り僅かとなった友との時間を愛おしむ様子を読んだ一句。
さあ、みなさんのお気に入りの一句に投票してください。
宛先は、763@iida.fm 又は、iステーション公式アプリのメッセージ欄から
いま時期の季語係宛にお送りください。