本日のぶらぶら飯田NAVIは「東野大獅子始動!」のお話。
七年に一度の春、申年 飯田お練りまつりまであと2ヶ月と迫ってまいりました。
1月17日(日)東野大獅子保存会の総会がシルクホテルで行なわれ、3月に開かれる飯田お練りまつりに向け、新しい役員の紹介、スケジュールの確認などを行ないました。
東野大獅子は、2月7日に東野公民館で安全祈願祭を行い、8日から練習を開始。3月24日から28日の4日間の演舞へ向けて始動します。
そして今年は6月5日に長野市で行なわれる全国植樹祭記念式典において天皇皇后両陛下らが見守る中、演舞を披露することが決まりました。門外不出といわれる東野大獅子ですが、長野オリンピック以来の遠征となります。しかも今回は天覧ですので勇壮な舞を見せてほしいですね。
また、今年は長野県の元気づくり支援金の補助を受け、担い手育成事業を展開。その担い手育成事業として1月16日(土)に染物処スミツネで東野大獅子会員親子を対象として幌製作現場見学会を行いました。
次世代の東野大獅子を担う子供たちに大獅子の活動や文化にふれてもらおうと開いたもので、約100人が参加。今回新調した幌がどのようにつくられているかを学びました。
参加した子供たちには記念として東野大獅子と獅子頭の絵、自分の名前を染めこんだ布袋を作るため、親子で色をつけたり、名前を書き込んだりする体験作業を行ないました。地域の伝統芸能を守り続けることは容易なことではありませんが、多くの方の理解を得ながら一歩づつ前進する東野大獅子。お練りまつりが楽しみになってきました。
byてらゆきのつもり