日時 令和2年1月27日(水)
新型コロナ感染予防のため、各委員の皆様のご意見書提出をもって開催とさせていただきました。
1.番組審議委員
・出席者 長瀬正和さん 長戸文秀さん 原田太仁さん 藤澤聡さん
越高靖子さん 鈴木富士子さん 吉野隆さん
2.飯田エフエム放送近況報告
各委員の皆様には書面にて飯田エフエム放送活動現況報告と、ご意見書提出をお願いしました。
3.各委員の意見・感想(お名前の五十音順でご紹介)
越高 靖子 委員より
・12月1日(火)「ForYourTimes」横前恭子さん。かざこし歳時記「小学校へGO!」の中で座光寺小学校の科学実験教室でロケットを飛ばしている様子が放送されました。6年生の授業だそうですが、下級生だった頃から6年生になったらロケットを飛ばす事が楽しかった、という感想の子供達ばかりでした。上級生の様子を見て下級生が羨ましいとか早く上級生になりたい、と自然と思える事は大変すばらしいと感じました。学校生活で上級生が良い見本となっている様子が伺えました。取材の仕方が子供達の気持ちを上手く引き出せていたと思います。
・12月16日(水)「ForYourTimes」木下寛章さん。番組内ニュースの中で、感染症対策としての県内各企業の新商品について紹介がありました。新聞記事からのコーナーですが、先の見えない中でも工夫や研究をしながら新商品で活力を見出す県内企業の力強さと直向きさを感じました。企業の大小はもちろんありますが、何とか頑張ろう、は皆同じであると思います。新聞を取らない家庭が増えていると聞きます。この様な内容は新聞紙面の中でも少しページをめくった場所に紹介されていたりしますので見落としてしまいがちな方もいると思います。全国的な内容はもちろん大切ですが、県内の動きや地域の逞しさを今後も積極的に放送して欲しいと思います。
・12月19日(土)「どようはど~よ」きたざわふなさん・ゆきさん。今年嬉しかった事、と題してのリスナーからメッセージで、「コロナで何も無かった」「1年間健康で過ごせた」など様々でしたが、中には「ラジオでメッセージを多く紹介してもらえた」というものもありました。どの様な時でも年間を通してラジオ放送が途切れる事なく、その時の状況などを伝え続けてくれた事は大変有難く、その放送で元気が出たり、思いに共感したりしながら、何とか頑張ってきたとういう方は多かったのではないでしょうか。ラジオという間接的な声ではあるものの、メッセージ投稿などで人との繋がりを作る事はとても有意義なことだと感じます。
・1月4日(月)「サニーサイドアップ◎」木下寛章さん。新年最初の1曲がヴァンヘイレンのジャンプでした。とても良い選曲だと思いました。世の中の状況があやふやなまま新年を迎えました。その様な時の朝に気分を上げてスカッとする1曲でした。
・1月20日(水)「ForYourTimes」木下寛章さん。「カレーの名脇役」をリスナーの皆さんから募集していました。ゆで卵、福神漬、お皿など様々なカレーを引き立てる脇役が紹介されていましたが、聴いているだけで香りを想像し、盛りつけた時の映像が浮かび、今夜カレーが食べたいと思ってしまう番組でした。放送の時間帯が夕方という所も相乗効果であったのではないかと思います。時間帯と番組内容やタイトルの相乗効果は大切ですのでこれからもリスナーを引き付ける工夫をお願いします。
・1月22日(金) サニーサイドアップ◎ 大坂隼人さん。番組内のクールチョイスの紹介の時に、家電の機能を上手に使う事で時短やエコに繋がると話されていました。機械音痴なので必要最低限の機能だけあれば良いと思い、家電がどんどん便利になっている事は知っていながら、壊れていないからと旧型の家電をまだまだ使用しています。しかし、放送を聴いていて少しの手間で随分違うものなのだと納得しました。大坂さんの実体験をとても分かり易く話されていた事も良かったです。自粛生活で電力消費量が増加したとニュースでもありました。クールチョイスのコーナーや工夫の体験紹介は今後も継続していただきたいです。
・1月22日(金「週末Live50/50」加藤修司さん・ゆきさん。長い家時間に作ってみたい物、という事で番組が進んでいましたが、生活が変わったことで時間の使い方が変わり、今まで見えなかったことにも目が届くようになりました。この生活も1年近くになり、様々な番組に届くリスナーの方の快適に過ごすアイデアやこだわりは聴いていてとても楽しく、自分でもやってみようと感じることも多く、ラジオ番組が聴き手同士の大切な情報交換の場であると同時に、ラジオから聞こえる声が、小さいかもしれないけれど前を向いて生きていく力とかエールになっていると感じました。
・私は気楽に楽しんでラジオを聴いているだけですが、コロナ渦にあってはスタッフの皆さんは大変な気を使いご苦労をされながらの取材ではないかと思います。色々な制約がある中だと思いますが、今後も変わらず身近で親しみやすい、分かり易く楽しい番組を提供していただけます様にお願いします。
鈴木 富士子 委員より
・「ピックアップ市議会」について。広報飯田の風で放送されていた頃よりは「スピーチを聞いている」要素が減って聞きやすくなったと思います。ただ、耳なじみのない用語は手元に紙資料があるとは限らないので、聞き落としやすくなると感じました。冒頭の「のう……」は聞き取れず「え?何?」が払しょくしきれないうちに次に進んでいる感じが、少し辛かったです。後に、リニア推進特別委員会にかかわる、いわゆる農地転用だろうと思いましたがこの理解であっているか自信がありません。また、社会文教委員会だったと思いますが「課題解決型円卓法」は論文発表ならばともかく、市民に発信する内容として必要なのだろうか?という疑問もわきました。必要な専門用語については、かみ砕く説明的なくだりを、いらないものは省いて、ということをしていただけるとさらに聞きやすくなるのではないかと感じます。余談ですが私は、リアルタイムが聞きづらい時間だったため、飯田エフエムさんのサイトから音源を聞きました。正直な感想は、話を追うのに必死でちょっと疲れてしまった、というものです。中身を正確に知りたい、これからは市政に興味を持ちたいという方に同じ感想を持たれるのは残念です。15分程度にして1日2回放送いただくとか、2週に分けていただくという方法もあるのかもしれないと思いました。
・「未来のために、いま選ぼう、賢い選択COOL CHICE」について。夏から聞いてきた印象と、今回の議題を頂いてから意識して聞いた印象はあまり変わりません。テーマとその提供方法が興味を引くものと、今までに何度も聞いてきた注意ポイントや環境対策と変わらないものとでは、耳への入り方が違うと感じます。たとえば「ゆたゆき喫茶室」で扱われていた、ハイブリッド車はそのメリットだけでなく、乗り心地やエンジン音に関する話題が盛り込まれていて、次にもし買えたら乗り心地は?という視点でも聞けました。また、先月だったかと思いますが「Listen Music Lab」内で、受験とウォームビズを絡めてお話しされていたのも、意外性から入って興味を引くお話をいただけて、楽しく聞けました。市役所環境モデル都市推進課の担当者勝田さん招いてインタビュー形式で行われる時は、より深いお話が伺えて興味深く感じています。つい最近の、コロナ禍による温室効果ガス排出量の減少について、横前さんに出題されるやりとりであったり、ウォームビズのお話はとても分かりやすいです。一方で、今までにも言われているエアコンの温度設定であったり、エコドライブであったりは新鮮さがないのと、意外と実行しやすいんだというところが伝わりづらいせいか、耳を流れてしまいやすい気がします。繰り返しになりますが、降雪が予想されていた時、加藤さんがおっしゃっていたような「雪道のドライビングテクニックはエコドライブにつながる」、といった少し意外性のある伝え方が伝わりやすい気がします。
・新型コロナの県独自警戒レベル5になった日、ニュースでは報道されていたと思いますが、番組内の他の部分でのアナウンスがなかったと思います。災害と同レベルといってもおかしくはない事態が起きていると考えれば、火災のお知らせと同じように、繰り返し放送する、フリートークの間に挟んでもいいのではないでしょうか?そういった情報の速さが、いざというときに信頼できる情報源として任してもらえることになると思います。保育園、小学校の取材についてですが、タイトルコールを取材先の複数のお子さんにしていただくのは、コロナ禍が落ち着くまで自粛されたほうがよろしいのではないでしょうか?不織布マスクをしていても飛沫を完全に防げるわけではないと考えれば、大声を出していただくのはやめるべきと考えます。
・先月だったと思うのですが、「Listen Music Lab」で県内出身アーティストを扱ってくださって、我が家は沸きました。長野県からこれだけの方々が活躍してみえる!と思うと元気をいただけてありがたかったです。
・1月半ばから、テークアウトにコーナー内容を変更する、「週末Live 50/50」のテーマをステイホーム関連にするなど、自宅で楽しめる企画を実行していただけて感謝しています。コロナ禍も長くなってストレスなのですが、ラジオで楽しみながら乗り切りたいと思えます。
長瀬 正和 委員長より
・「ピックアップ市議会」。各委員長の皆さんの熱意が伝わる放送でした。各政策課題の進捗状況や課題などについて、なるべく分かりやすく詳しく報告がされていました。
・質問。各委員長へのインタビューは、皆さん一緒に収録されているのですか?それとも個別に収録でしょうか?
・意見。皆さん一緒に収録していないのなら、最初に全員を紹介する必要はないのではと思います。その時間を本編で使ったほうが良いと思います。
・全体的にしゃべりのスピードが速く、また「ピックアップ」という割には内容が多岐に亘っており、そのため一度聴いただけでは理解しきれないと感じました。 飯田市議会ホームページ https://www.city.iida.lg.jp/site/assembly/ との連携で、本番組の詳細を閲覧できるよう誘導していくことが必要のではないかと思います。
・以前から感じていることですが、他の放送局(FM長野、SBC-FM)と比較して、若干音量レベルが低く感じます。軽自動車のモノラル、同じく軽自動車のステレオ、普通車のマルチスピーカー付きステレオ、どの車で聴いても微妙に低く感じます。単純なレベルの大きさというよりも、音の厚みが足りない気がします。あまり耳の良いほうではありませんので、個人差の部分もあるのかもしれませんが・・・。
長戸 文秀 委員より
・昨年10月の飯田市長選に続き、今年4月には市議会議員選挙があります。首長、議会の二元代表制で地方自治は成り立っており、市長選と同様に大切な選挙が迫っています。「ピックアップ市議会」という番組枠で議員がメディアに露出することは、議会が市民との距離を近づける上で貴重な機会といえます。議会傍聴ができない市民にとって定例会で議員自らが選んだトピックを紹介することでどんな課題や問題意識を抱いているのか垣間見ることにもなると思います。全国でも県内でも地方議会改革が叫ばれて久しいですが、議会活動が見えにくいという実態は依然としてあります。議会は首長や行政に対しチェック機能を十分に果たし、追認機関となってしまっていないか。政策提案能力をしっかりと磨き上げてきているか。番組を続けることで定点観測のような形でリスナーは議会を見る目を養うことにもなると思います。議員側は話題の紹介に終わらず、提案、提言などを積極的に発表する場としてほしいと思います。
・クールチョイス「賢い選択」は日常生活でできる身近な工夫のほか、新たな商品も紹介しており、買い替えを考えている場合などは役立つ消費者情報になっていると感じます。「脱炭素」というと壮大なテーマですが、身近にできることへの意識付けの一歩となります。
藤澤 聡 委員より
・新型コロナウイルス感染症の拡大が飯田下伊那管内にも大きな影響を及ぼす中、平時と変わらずのラジオから聞こえるパーソナリティーさんの声には元気と勇気をもらっています。普段、通勤時に聞くことが多いのでテーマに沿うことができず申し訳ありません。他愛もないことですがご報告します。
・朝のお天気予報コーナーの中で加藤さんが情報としての予報ではしっかりと、その後には「今日はしっかり乾きそうですね」のような緩急が心地いいなと感じました。
・ゆきさんのゆったりとしたトークにはどこか安心感とゆきさんらしいなと、ほっこりした感じにさせてもらいます。1点、1月19日ころの1場面で大寒の話に触れ「大寒先生」と聞こえたような。少ししか聞く時間がなかった中だったので、前後がわからず“先生?”となんだろと考えてしまいました。
・松枝さんにはJA番組お世話になります。1月27日夕方の保育園児へのインタビューでは多くの子どもが一生懸命インタビューに答えてくれるのを、上手に拾い集めるトークはさすがだと感心しました。
・木下さんの夜の番組内で、リスナーさんからのカレーにまつわる曲リクエストに対した一コマ。「私も初めて聞く曲です。皆さんと一緒に聞いてみます」とありました。
知らないことは当然あることで自然な流れですが、素直な人柄がトークにも出ていて木下さんらしくいいなと感じました。
細切れでしか聞くことができず、ただただ感じたところを書いてしまいました。意見になりませんが、よろしくお願いします。
吉野 隆 委員より
・「ピックアップ市議会」佐藤新市長になり初めての議会について、市議さんから話を聞くことが出来るとても貴重な番組だと思いました。市議会だよりは配布されたときに読ませていただきますが、実際に議員さんのしゃべっている声を聞くことが出来、身近に感じることが出来ます。4月の市議選に向けても聞くことが出来てとてもよかったです。普段市議会議員の方と直接関わる事が無いので、せっかく飯田市について話合ったり諸課題について活動されている市議会議員さんの活動に、これからはもっと関心を持っていきたいと思いました。リニア、コロナ、環境、子育てなどまさに今注目の課題ですので、もっと詳しく聞きたい、知りたいと思いました。かざこし歳時記のなかで市長さんと対話するコーナーはありますが、市議会議員さんに気になる課題について聞く番組があればもっと市議会が身近になると思います。
・「クールチョイス」 1月31日までということで、総まとめやウォームビズやエコ
カーについてでしたが、社会全体が非常に環境問題に力を入れ、脱炭素に向かって加
速していると思いました。解決に向けて市民ひとりひとりの意識や行動が大事という
ことで、具体的に例を挙げてくださりとても勉強になり出来る事から実行していま
す。特に「プラスチックスマート」や「おうち快適化チャレンジ」や「エコドライブ
10」などせっかく環境省や経済産業省が行っていても知らなかった取り組みを紹介
していただき、ホームページも見て出来る事は取り入れたりしています。やはり身近
にできる、家電の省エネモードを使う事や加湿や睡眠をしっかりとるといった基本的
なことを改めて伝えてくださることもよかったです。また、CMの形でも大坂君が車か
ら降ろされる楽しい演出のエコドライブやお風呂でしっかり温まるウォームビズなど
もとても良かったです。これからも、楽しく、解りやすく、取り組みやすいクール
チョイスをご紹介いただけると意識しやすいと思います。
・毎週木曜日昼「Swing@ソング」伊那谷文化財のコーナーは、伊那谷の歌のみなら
ず文化や歴史を知ることができる良いコーナーだと思います。1月21日には美空ひ
ばりさんの伊那節を聞くことが出来、さすがの歌声と歌ってくださっていることに驚
きと感動でした。たくさん歌があるそうなのでこれからも楽しみです。
議事録作成者 番組審議委員会 ゆき