新型コロナ感染予防のため、各委員の皆様のご意見書提出(令和2年9月30日)をもって開催とさせていただきました。
1.番組審議委員
・出席者 長瀬正和さん 長戸文秀さん 原田太仁さん 藤澤聡さん
越高靖子さん 鈴木富士子さん 吉野隆さん
2.飯田エフエム放送近況報告
各委員の皆様には、書面にて飯田エフエム放送活動現況報告と、ご意見書提出をお願いしました。
3.各委員の意見・感想(テーマは特になし.お名前の五十音順でご紹介)
越高 靖子 委員より
・9月18日(金)『週末LIVE50/50』の番組中のかざこし歳時記『飯田パワー』で、ガレットはキャンバスでそこに四季折々の野菜などで彩を添えていくという話がありました。まさに、飯田下伊那は野菜や果物が豊富で美味しい地域だと思います。時代とともに新しい食べ方や食材の楽しみ方が出てきて、目でも舌でも楽しめる幸せは大きな地域の財産だと思います。ガレット作りにリモートを使い、自宅に居ながらシェフと一緒に作れるセミナーなどは、自粛で家飲みにはピッタリですね。今年は残念ながら5月のシードルコレクションが中止となりましたが、南信州はシードルの種類も増えてきているので、自宅で楽しめるような企画もラジオを通して発信していただけたらと思います。
・サニーサイドアップ◎。朝の少しの時間聞き流すだけでも、「そんな事があったんだ」「へえ、なるほどね」と感じる事があります。新聞からもテレビからも情報は入りますが、ラジオは耳から入るので目からの情報とはまた違い頭に残ります。手を止めずに聞けるので、朝の慌ただしい時こそラジオは楽で良いな、と感じます。早朝からの番組は大変だと思いますが、今後も一日の始まり時間を楽しめる番組をお願いします。
・飯田FM以外の番組について。新番組が聴けるようになり、ラジオから流れる声や音楽など全体の雰囲気が 随分変わったと感じます。馴染みのある地元の番組と、少し都会テイストな番組が楽しめます。多くの方にも魅力的に感じるのではないでしょうか。
・番組内のリスナー参加について。『週末Live50/50』や『サニーサイドアップ◎、金曜の私は誰でしょう』など番組の中でリスナーにクイズや投票形式での参加を呼び掛ける事は、直接反応がわかるので楽しんでいます。私も時々参加していますが、ラジオを身近に感じる事と、自分もその番組を作っているんだ、という満足感のような感情が出てきます。それが、又次もラジオ聴こうとか、参加しよう、に繋がり、製作する側も更により良い番組を作ろうに繋がると思います。年代問わず参加できるのもラジオの良さではないでしょうか。顔が見えないので恥ずかしがらずに参加できる事も魅力です。
・今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の影響で、夏休み中の子供達のラジオ体操が中止でした。もしかして子供達はこの体操の時にしかラジオの周波数を合わせる事など無いのだろうな、と少し寂しく感じました。現在ではアプリで聴いている、と言う子が多いかと思いますが、ラジオは周波数を合わせれば何処にいても手軽に聴けます。昔ながらのラジオもアプリも含め、ラジオを聴く方が益々広がる事を期待します。
鈴木 富士子 委員より
・高校野球について。 雨による試合中断時、J-WAVEを切ってしまうといつ再開なのか?延期になるかわかりづらく、残念でした。お忙しいとは思うのですがTwitterかプッシュ通知で上げてほしいなと思います。
・豪雨災害情報について。市の情報とのタイムラグが5分ない時がある一方、1時間近く避難準備情報解除だったと思うのですが、通知が遅れた時があったかと思います。 その時々のスタッフさんでムラがあるので統一してもらえると助かります。
・情報スクランブル。お盆の時期とシルバーウイークを問わず、広報のみでなくクイズやメッセージ、レギュラーコーナーが入って聞きやすかったです。その中でも気になった点をいくつか、お話しさせていただきます。8月14日(金)(担当ゆき)。遠山で近々花火が上がるという、情報がリスナーさんから寄せられました。しかし「もし見に行くなら3密を避ける、マイカーなどの中から見る」などの感染対策の呼びかけがなかったのが残念でした。飯田下伊那地域の新型コロナ感染は落ち着いていますが、そういった「意識の定着」をできるのもラジオだと思います。 9月22日(火)。「通常、仕事などで昼の番組を聞けない人のために、通常コーナーをミニ版にして放送します。」という加藤さんのご説明がありました。趣旨説明があると「なるほど!」と思えるし、これをきっかけに聞いてくださる方も増えそうでいいなと思いました。
・Iida FM English Time。日常的に使いたくなるような会話が扱われていて、とても実践的だと感じました。入試でもリスニングが扱われる時代ですが、実際にどこかで外国の方に出会った時にも生かせる、耳を慣らせるいい機会だと感じます。
・9月1日(火)のかざこし歳時記「小学校へGO」。鼎小の取材を受けている児童さんと大坂さんの周りに、他の児童さんが集まっているというくだりがありました。変わったことをしていれば、お子さんであれば集まりたくなるのは当然のことだと思います。
放送室をお借りするなど、クローズな環境で収録をして最初から3密を避ける工夫をお願いできたら幸いです。
・9月7日(月)の「災害に備えよう特別コーナー」。小木曽さんとゆきさんの掛け合いが「非常食あるある」でとても楽しく聞くことができました。期間を決めて、消費期限が切れていないかチェックするのは大切ですね。最近の非常食の味などもお聞きできて、とても参考になりました。
・9月17日(木)の「Swing@ソング」。一曲丸々、ハモりながら歌えるようになって楽しみ度が今まで以上に上がりました。交代で歌うのも楽しいのですが、丸々歌いきれるというのはやっぱり満足度が高いですね。発声練習を定期的にできると、健康チェックにもなるので助かっています。
・9月18日(金)の「サニーサイドアップ◎」。大坂さんの冒頭の落ち着いたトーンでのお話の仕方が、とても聞きやすくてよかったです。落ち着き感あるトーンもぜひ、今まで以上にご活用いただけたらと思いました。
・9月18日(金)の「週末Live 50/50」。時々、メッセージを「え~とどこだっけ」と探されているご様子のところがあります。「サニーサイドアップ◎」の「おめざめ〇✕クイズ」、タイトルに「加藤派/ゆき派」と書いていただくなどするとスムースかなと感じました。
・9月25日(金)のかざこし歳時記「アフタヌーンカフェ裏界線」。いいレポ☆の学生さんに飯田エフエムさんでももっと活躍を願えないでしょうか?たとえば「学校終わりにどこそこでこんな食事を楽しんだ、友人の紹介で初めての美容室に行ってきた」など日常的なところから、若い方ならではの飯田の楽しみ方を教えていただいてもいいと思います。また、今年は新型コロナの影響で学内での実習や演習、行事なども通常と違うかもしれません。しかし、通常食栄であれば「寮の食事を作る実習があった」幼教であれば「エクスプレッション(成果発表)の準備をしている」など、小中高生には「その先」を垣間見ることができる取り組みを体験しているのも、学生さんならではのことだと思います。地元の学校が取り組んでいること、というよりも「短大生や専門学校生、大学生になると勉強の仕方が変わるんだな」とお子さんに知っていただく機会にもなるし、地域外にお住いのリスナーさんにも地域の短大というものの実態を知っていただけるいい機会かなと思います。ちょうど「Iida FM English Time」も始まったので、お子さん向けのキャリア形成や進路を考える機会として、いかがでしょうか?
長瀬 正和 委員長より
・8月30日(日)の防災訓練放送。緊急通報装置での放送は最初の訓練放送と同じ時間で終了していたが、実際の運用を想定して、警報等の発出の度、緊急通報装置を動作させた運用をする予定はないでしょうか?
・ガスについての注意喚起。マイコンガスメーターやS iセンサーコンロが増えている状況で、「火を止めて、元栓閉めて」だけでは混乱するのではないか。一度見直しを検討したほうがよいのではと考えます。
・BGM。訓練放送と訓練放送の間のBGMが、訓練とはいえあまり相応しい感じではなかった。もう少し落ち着いたインスト系の色の少ない音楽が良いのではと思う。(以前、アプリのJ-WAVEタイムで流れていたBGMのような。)
・ドレミnaくらしーど。9月16日、 13時20分頃。ZARD特集。懐かしく楽しませていただきましたが、エピソードから曲に入る時の、音出しのタイミングがワンテンポ遅く、少しもどかしい感じがした。
・情報スクランブル。9月21日、 17時45分頃。かざこし歳時記「くらしの窓口』環境モデル都市推進課の勝田さんへのインタビューの中で、りんご並木のエコハウス紹介のくだり。横前恭子さんが、「エコハウスを知らない」と言う話のフリからの解説であったが、流石に知らないというのはどうかと思われる。どちらかといえば「知ってるけれどあまりよくわからない市民の皆さんのために詳しく教えてください」的なフリのほうがよいのではないか。
長戸 文秀 委員より
・映画「実りゆく」を紹介する番組を聴きました。リンゴ農家とお笑い芸人を兼業する松川町に暮らす松尾寿司さんをモチーフに、主人公の夢が実る過程を描く映画です。松川町などでロケをした飯田下伊那密着の映画について、映画制作の様子や出演者の紹介などで関心が高まる内容でした。県出身の俳優や芸人も出演し、この映画の製作委員会は上映する劇場数を増やすための資金をクラウド・ファンディング(CF)で募り、CF支援者には長野県産のリンゴを贈る返礼をするなど「手作り」を強く感じます。新型コロナウイルスの影響でさまざまな文化活動への打撃や衰退が懸念される中、映画の作り手や地域の映画館を応援する番組になったと思います。
・防災の日を中心に放送した防災特集は生活に役立つ情報だと感じました。身の回りにあれば便利なグッズについては、安価で入手しやすく、発想を変えればあんな物がこう使えるといったアイデアは日々変化しています。今回の試みのように短い枠で放送すると聴取する側は聞ききることができ、手軽にチューニングして聞きやすいといったメリットがあると感じました。
原田 太仁 委員より
・10月は飯田市長選挙が行われます。立候補予定の2氏は、既にマニュフェストを公表しており、地元ケーブルテレビ、地元新聞社、マスコミなどが討論会やアンケートを行っています。10月11日告示ということで時間がありませんが、何か企画していただけないかと思う次第です。リニア、三遠南信道時代に市長はどんな政策を打ち出すのか、私たち市民はどんな市を望んでいるのかなど、これから4年間行政を託す人を決定する飯田市長選挙をクローズアップしていただければ幸いです。また、市政に興味を持ち投票率が上がることを願っています。
・コロナ禍で地区のコミュニティー活動が軒並み中止となっていますが、その中でも東野は地区運動会を企画し9月27日に行ったと聞いています。実施に当たっては役員のご苦労が多々あったかと思いますし、当日は笑顔が溢れ楽しいひと時を過ごしたと想像します。その辺のお話を聞きたいと思いましたが、終わってしまってからでは新鮮味がありませんので、今秋に文化祭を予定する地区などの情報をピックアップしてはいかがでしょうか?
藤澤 聡 委員より
・まだまだ外へ出ての取材も気を使うところだと思います。その中での毎日の番組作りに大変なご苦労があると思いますが、そのことを感じさせない楽しい番組やコーナーに癒されています。
・9月17日(木)サニーサイドアップ◎、加藤さんのトークのちょっとした碑1場面で、今注目を集めるドラマ「半沢直樹」に触れ、原作との違いやネット上での話題となっていることまで深めていることに驚きました。情報収集力とそれをさらりと話されていて、皆さんの仕事に対する真剣度合いと自らも楽もうとすることがどのパーソナリティからも感じながら聞かせてもらっています。
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吉野 隆 委員より
・8月1日(土)から「Cool Choice」のコーナーが始まりましたが、コロナウィルスや豪雨災害などの自然災害の原因が私たち人間の環境破壊が原因かもしれないと思うと、いっそう関心を持って聞かせていただいてます。いろんな取り組みのご紹介の中でも、特にすぐ出来る宅配の再配達防止は、自粛生活で宅配が増えている中、身近で有効な大変良い取り組みの一つだと思います。毎回とてもよいコーナーだと思います。
・8月30日(日)の飯田市地震防災訓練を聞かせていただきました。松枝さんの落ち着いた声での情報提供や新しいAIアナウンサーの聞き取りやすくなった声にとても安心感を覚えました。また9月27日13時13分ごろ実際に起きた飯田市内震度3の地震の際も、突然の揺れに驚きましたがいち早く放送内で割り込みで情報提供していただき、状況把握や安心感につながり有難く思いました。
・毎週月曜日お昼の番組「ゆたゆき喫茶室」をいつも楽しく拝聴させていただいてます。小木曽さんのゆったりした心に響くお話しと、ゆきさんの優しい声にいつも癒されます。また、人生の大先輩の小木曽さんのお若い頃の話や昨今との違いに思うことなどの話はとても人生の勉強になり有意義に聞かせていただいてます。丘の上の変遷も当時を想像しながら楽しく聞かせていただいてます。落ち着いて聞くことが出来る良い番組だと思います。
・9月1日(火)よりアプリやパソコンのサイマル放送でJ-WAVEが聞くことが出来る様になり、今まで他のサイトを使って聞いていましたが、飯田エフエムのアプリから聞くことが出来ありがたいです。
議事録作成者 番組審議委員会事務局 ゆき